ファミコンハンガー制作工程
ファミコンハンガーのざっくりな制作工程です。
ファミコンハンガーの概要はファミコンのコントローラーでハンガーに着いているタイヤを回して、棒に掛けたハンガーを動かすぞー!というものです。
以前、ArduinoでDCモータを動かすテストは済んでいたのでArduinoのプログラムと電子回路まわりは、下の図のように組めば大丈夫だろうと想定できたのですが、
(Japaninoを使っているのは既に乾電池で動くように出来ているからという理由です)
「モータ - ギヤ - タイヤ」の位置固定をどうすればいいか考えていた所、カホパーツセンターでタミヤの「ユニバーサルプレート」なるのもを見つけて、これでなんとか位置固定できるんじゃないかと思い、同じくタミヤのスリックタイヤセットやマブチモータ等といっしょに購入して試してみました。
本来ならここで事務所の3Dプリンタを活用すればCool!(サングラスマーク)だったのですが、3Dプリンタは経験不足の為、タミヤのキットを使った方が早いし確実っぽいということでキットで制作することにしました。
こんな感じで組んでみると、固定の仕方が良くないのかタイヤの回り方がちょっと力不足みたいでした。
力不足問題をどうしようと考えていると、タミヤの「ミニモーター標準ギヤボックス」というギヤ比を8速まで調整できて、モータとギヤがコンパクトにまとまっている、今回の用途にピッタリなものを見つけたのでこちらを使うことにしました。
これで、ハンガーが動くくらいのパワーが出るようになりました。
そうこうしている内にオークションで購入したファミリーコンピューターが到着!
早速Arduinoとコントローラーの連携テストを行います。
ありがたいことにArduinoでファミコンコントローラーの信号を読み取る「NESpad」というArduinoのライブラリがあったので、それを使わせていただきました。
お次はMDFのカット用データを作成します。
MUTSUKADO FAB STATIONでレーザーカットしてもらいます。
板を重ねて木工用ボンドで固定させます。
裏面だけは電池を変える時に取り外せるように、ボンドではなく両面テープで固定します。
出来上がったファミコンハンガーの紹介は次の記事
・ファミコンハンガー:「みんなのハンガー展」参加作品