山口市の山口芸術情報センター(YCAM)で開催されたYamaguchi Mini Maker Faireに「みんなのハンガー展」が出展されました!
設営と展示案内をされたSOMEWAREの宇佐さんと木村さん、ありがとうございました!
僕は初日の8月10日に行ってきました。
メイン会場の様子
「みんなのハンガー展」ブース
今回の出品作品は、MDFの板をレーザーカットして作ったことがひと目で分かるように、作品に色を塗らないままの状態で出すことになりました。
僕のファミコンハンガーは色を塗ってなかったので、前回の状態のまま出品しました
木村さんの作ったハンガーランプが面白かったので紹介しようと思ったら写真を撮り忘れていたことに今気づきました。しまった。。
2013 年 8 月 11 日|制作|No Comments
薬院に新規オープンした雑貨屋「SOMEWARE」の店内で開催された「みんなのハンガー展」に作品を出品させていただきました!
お誘いいただいた下村さん、ありがとうございます!
「みんなのハンガー展」はMDFという木製の板(厚さ5mm)を、SOMEWAREと隣接するMUTSUKADO FAB STATIONのレーザーカッターでカットして、ハンガーを作ろうという企画です。
ファミコンハンガー
カット以外に刻印も使わせていただきました!(ON・OFFの文字)
上の写真は僕が出品したファミコンハンガーです。
十字キーの左右ボタンを押すとハンガーが動きます。
もちろんBダッシュもできます。
Aボタンでファミコンっぽい音のブザーも鳴るのですが、カバーの中に入れたらほとんど聞こえなくなりましたw
制作工程の記事もあります。
↓実際に動かしている動画
みんなのハンガー展
会期:2013年5月18日(土)- 5月26日(日)6月2日(日)
12:00 – 20:00 (最終日は18:00まで)
5月29日(水)は店休日
金額:入場無料
場所:SOMEWARE
2013 年 5 月 27 日|制作|No Comments
ファミコンハンガーのざっくりな制作工程です。
ファミコンハンガーの概要はファミコンのコントローラーでハンガーに着いているタイヤを回して、棒に掛けたハンガーを動かすぞー!というものです。
以前、ArduinoでDCモータを動かすテストは済んでいたのでArduinoのプログラムと電子回路まわりは、下の図のように組めば大丈夫だろうと想定できたのですが、
(Japaninoを使っているのは既に乾電池で動くように出来ているからという理由です)
「モータ - ギヤ - タイヤ」の位置固定をどうすればいいか考えていた所、カホパーツセンターでタミヤの「ユニバーサルプレート」なるのもを見つけて、これでなんとか位置固定できるんじゃないかと思い、同じくタミヤのスリックタイヤセットやマブチモータ等といっしょに購入して試してみました。
本来ならここで事務所の3Dプリンタを活用すればCool!(サングラスマーク)だったのですが、3Dプリンタは経験不足の為、タミヤのキットを使った方が早いし確実っぽいということでキットで制作することにしました。
購入したユニバーサルプレート等
こんな感じで組んでみると、固定の仕方が良くないのかタイヤの回り方がちょっと力不足みたいでした。
力不足問題をどうしようと考えていると、タミヤの「ミニモーター標準ギヤボックス」というギヤ比を8速まで調整できて、モータとギヤがコンパクトにまとまっている、今回の用途にピッタリなものを見つけたのでこちらを使うことにしました。
8速の中で一番パワーの出る「87.8:1」でセット
これで、ハンガーが動くくらいのパワーが出るようになりました。
一緒に入っていたグリスがかわいい
そうこうしている内にオークションで購入したファミリーコンピューターが到着!
やっぱりかっこいいな、ファミコン!
早速Arduinoとコントローラーの連携テストを行います。
ありがたいことにArduinoでファミコンコントローラーの信号を読み取る「NESpad」というArduinoのライブラリがあったので、それを使わせていただきました。
お次はMDFのカット用データを作成します。
Illustratorの画面
MUTSUKADO FAB STATIONでレーザーカットしてもらいます。
「みんなのハンガー展」主催者の宇佐さんがカットの仕上げをしているところ
カットされたMDFの板
さっそく仮組
基板にハンダ付け(ド下手でお恥ずかしい)
板を重ねて木工用ボンドで固定させます。
タイヤの部分はこんな感じ
裏面だけは電池を変える時に取り外せるように、ボンドではなく両面テープで固定します。
出来上がったファミコンハンガーの紹介は次の記事
・ファミコンハンガー:「みんなのハンガー展」参加作品
2013 年 5 月 27 日|制作|No Comments