最近読んで面白かったマンガです。
鉄工所で働くナッちゃんが、毎回やってくるちょっとややこしい内容の仕事(機械の修理や製作等)を工夫しながら解決していくといった内容の工作マンガです。
機械作りの工程が、大雑把にですが分かってきて面白いです。
このマンガを読むまでは、鉄製品のパーツの大部分は、鉄の塊を削ったり、溶かした鉄を型に流し込んだりして作るのかなーと漠然と思ってたんですが、このマンガを読んでいると板や棒状の鉄を曲げたり削ったり溶接したりネジで固定したりするだけで、かなりの色んな形が出来てしまうんだなーと分かりました。
言われてみれば3Dグラフィックソフトでも、プリミティブな形の組み合わせでいろんな形が作れますしね。
後、主人公のナッちゃんがものすごい楽しそうにものづくりをするので、こっちも仕事等が楽しくなってくるという点でもオススメのマンガです。
2012 年 10 月 16 日|日常|No Comments
以前「魚釣りゲームコンテスト」に応募した「カニ漁(プレイ中の動画はコチラ)」で銀賞をいただき(応募者2名というのはココだけの話)、その賞品がついに届きました!
別冊大人の科学マガジン バリオメーター式真空管ラジオ
真空管についての知識は皆無だったのですが、マガジンを読んでみたところ真空管でできる主なことは、整流・検波・増幅などであり、今回の付録の真空管の役割は、高周波の増幅と低周波の増幅ということです。
完成!
小さな音ですが、なんとかラジオ放送が聞けました!
せっかくなので、音が出るまでの流れをまとめてみました。
■受信: |
磁界をアンテナコイルの輪の中に通し電気信号をキャッチする。 |
↓ |
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■同調(選局): |
内側のアンテナコイルの角度やバリアブル・コンデンサのつまみを回して、聞きたい周波数を選び出す。 |
↓ |
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■高周波増幅: |
微弱な電波でも聞くことを可能にするために、真空管が高周波信号を増幅する。 |
↓ |
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■検波: |
ゲルマニウムダイオードが余分は信号をカットする。(+か-のどちらか一方のみ通す) |
↓ |
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■低周波増幅: |
低周波信号を取り出し、真空管で増幅する。 |
↓ |
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■音声出力: |
低周波信号での電圧の変化でイヤホン内部の真鍮とセラミックをふるわせ、音を出す。 |
真空管工作 (Gakken Mook 別冊大人の科学マガジン)
2010 年 12 月 6 日|制作|No Comments
A4サイズぐらいのでっかい書籍の紹介です。
構成としては下記のようになっています。
第1部: 動きのからくり |
てこ・車輪・ねじ・ばね・摩擦等を使う道具 (ファスナー・グランドピアノ・ミシン・ジャイロスコープ等) |
第2部: 水、空気、火の利用 |
浮いたり飛んだり熱のエネルギー等を使う道具 (熱気球・ヘリコプター・消火器・ロケットのエンジン等) |
第3部: 波の動 |
光線・音波・電波を使う道具き (顕微鏡・ホログラフィー・マイク・テレビ・人口衛星等) |
第4部: 電気と自動車制御 |
電気・磁気を使う道具 (太陽電池・モーター・煙探知機・コンピューター等) |
1つの道具について1~2ページで、図解で分かりやすく書かれています。
本来は子供向けの本なのかもしれませんが、大人の僕でも初めて知ることだらけで感心しながら読んでいます。
朝に1~2ページづつ読んでいるのですが、理解して頭を整理するのに5~15分ぐらいかかってしまうくらいの内容量です。
例えば第3部にある「CDプレイヤー」のページでは、CD側に0と1の信号がどうやって記憶されているのか、プレイヤーはその信号をどうやって読み取るのかについて図解で説明されています。
物のからくり好きの人にはたまらない一冊です。
道具と機械の本―てこからコンピューターまで [大型本]
デビッド・マコーレイ (著), 歌崎 秀史 (訳)
2010 年 7 月 22 日|日常|No Comments