階段の照明スイッチって、下の階と上の階の両方についていることが一般的だと思いますが、このスイッチの回路が臨機応変な感じで僕は大好きです。
夜中に思い出してドキドキしたりします。
階段の下の階のスイッチが上の図のA、上の階のスイッチがBだとして、照明が点いているときにどちらのスイッチを切り替えても照明は消えて、次にどちらのスイッチを切り替えても照明は点きます。
臨機応変な仕組みですね。
この回路はスイッチが2か所あるとき用のものですが、スイッチが3か所あるときはどうなるんだろうと、ふと思ったので考えてみました。
20分ぐらい考えてみたんですが、3か所すべてのスイッチのどれを押してもオンオフ切り替えれるというところまでなかなか行き着きません。。
ついにギブアップしてインターネットで調べてみると、下の4路スイッチなるものを使えば可能ということが分かりました。
このスイッチだけ見てもまだピンとこなかったのですが、回路を見ると納得!
スイッチBが4路スイッチですね。こいつはすごい!
考えていた時はもっと複雑な回路になるのかなと思っていたのですが、実にシンプルです。ドキドキします。
そしてこの4路スイッチのような、パッと見ただけでは何の役に立つのか分からなさそうな部品も、存在を知っているかどうかでいざというときに出てくるアイデアの差になるんでしょうな~。
と、部品は普段からいろいろチェックしておこうと思ったのでした。
2012 年 9 月 8 日|制作|No Comments
Arduinoで複数のRGBフルカラーLEDを制御してみようと思ったのですが、まずArduinoでPWM出力できるピンは6つしかなく、フルカラーLEDを1つ制御するには3つのPWM出力ピンを使う為、ArduinoだけだとフルカラーLED2つまでしか制御できないということになります。
そこで、もっと多量のPWM出力を制御できないか調べたところ、TLC5940というICから16ピン分のPWM出力を制御できるということが分かりました。さらにTLC5940どうしでデイジーチェーン接続していけば、32、48、、というようにPWM出力のピン数を増やしていけるみたいです。
さっそく購入したTLC5940
そしてLEDのカソード側とTLC5940のPWM出力を繋ぐので、RGB LEDはアノードコモンのものが必要になります。
角型フルカラーLED OSTA71A1D-A アノードコモン
このLEDの足をブレッドボードに4つの導線に分けて刺そうとすると、あと1穴分幅が足りなくてブレッドボードに刺さりません。むむむ、もどかしいです。
他に良さそうなアノードコモンのRGB LEDを見つけれなかったので、このLEDの足に銅線をはんだ付けしてブレッドボードに刺せるようにします。(もっと簡単な方法があったのでしょうかね?)
LEDの足をヒートクリップで挟んで熱からLEDを守る!あ、この写真は違う足を挟んでたw
足が長くなり、横たわるしかなくなったLED
お次は回路を組みます。
「Arduino 日本語リファレンス」のTLC5940のページにあった回路を参考に組みました。
2つのTLC5940をデイジーチェーン接続で繋いでいます。RGB LEDは10個
ランダムな色で順番に光るようにした動画です。
Arduinoのコードはこちら
// "tlc_config.h"の値を下記に変更
// #define NUM_TLCS 2
#include "Tlc5940.h"
#define MAX_BRIGHTNESS 4095
void setup() {
Tlc.init();
}
void loop() {
int myR = random(4)*(MAX_BRIGHTNESS/3);
int myG = random(4)*(MAX_BRIGHTNESS/3);
int myB = random(4)*(MAX_BRIGHTNESS/3);
//channelの 0 と 31 は未接続
for (TLC_CHANNEL_TYPE channel = 1; channel < (NUM_TLCS * 16)-2; channel += 3) {
Tlc.clear();
Tlc.set(channel + 0, myR);
Tlc.set(channel + 1, myG);
Tlc.set(channel + 2, myB);
Tlc.update();
delay(70);
}
}
今後はLEDの数をもっと増やしてテストを続けて行きたいと思います。
お金がかかります。ブルジョアの道楽です。
2012 年 8 月 16 日|制作|2 Comments
Away3D 4.0.0 Beta で、Mesh を透明からフェードインさせる方法を見つけるまでに結構時間がかかったので、コードをメモしておきます。
ColorMaterial や TextureMaterial の alpha情報を Tweener で操作するやり方です。
(赤色部分が該当コードです。)
package
{
import away3d.containers.View3D;
import away3d.entities.Mesh;
import away3d.materials.ColorMaterial;
import away3d.primitives.CubeGeometry;
import caurina.transitions.Tweener;
import flash.events.Event;
[SWF(backgroundColor="#FFFFFF", frameRate="60", width="800", height="600")]
public class AlphaTest extends View3D{
public function AlphaTest(){
antiAlias = 4;
backgroundColor = 0xcccccc;
var material : ColorMaterial = new ColorMaterial(0x333333);
var cubeGeo : CubeGeometry = new CubeGeometry(256, 256, 256, 4, 4, 4);
var cube : Mesh = new Mesh(cubeGeo, material);
cube.rotationX = 30;
cube.rotationY = 30;
scene.addChild(cube);
var mt:ColorMaterial = (cube.material as ColorMaterial);
mt.alpha = 0;
Tweener.addTween(mt, { alpha:1, transition:"linear", time:3 } );
addEventListener(Event.ENTER_FRAME, update);
}
private function update(e:Event):void {
render();
}
}
}
この方法だと、ObjectContainer3D とかでまとめたグループまるごとのアルファ情報をいじりたい場合でも、ひとつひとつのマテリアルのアルファ情報を触らないといけないので、結構手間なんですが、もっといいやり方があるんですかね?
2012 年 6 月 1 日|制作|No Comments
FlashでKinectセンサーを触ってみようと思い、windowsの環境でも使いやすそうなAIRKinectを使ってみることにしました。
AIRKinectのセッティングはこちらを参考にさせていただきました。
・blog.alumican.net » AIRKinect Extension (AIR + ANE + Kinect)を動かす
AIRKinectにスケルトン情報を取得するAPIが用意されているので、取得したスケルトン情報でゲーム画面内の人形を動かして遊ぶ2人プレイ用ゲームを作りました。
相手の陣地の穴にボールを先に5球入れたら勝ちです。
ちょうど事務所にいた元尾さんと下村さんにプレイしてもった映像はこちらです。
下村氏から「バナナの皮が落ちてきて、それを踏むと滑るようにしたら面白そう」等という粋な意見もあがり、もうちょっと作りこんでみたい気もする今日この頃です。
2012 年 4 月 13 日|制作|No Comments
こんにちは、いたち塗装室です。
僕は模型の塗装はまだ初心者なのですが、今回はミニビーストの塗装に挑戦したいと思います。
風を受けて軽快に移動するミニビーストが、塗装後も無事に動くのかを心配しつつ、塗装していきたいと思います。
【初日】
アクリル塗料で茶色に塗ります。
ここまで塗るのに3時間(汗)
小さいからといって油断してたら予想以上に塗る所がありました。
この時点で、風力では動かなくなってしまってました(汗)
手で歯車を回すとなんとか動きます。
【2日目】
アクリル塗料でさらに上から羽を塗ります。
これで下塗り完了です。
【3日目】
ここからは質感を出していきます。
このままでいいやん!と心の中で思ったのですが、ここからは質感を出していきます。
初めて挑戦するスミ入れという作業です。
エナメル塗料で黒に近い焦げ茶色を作って、エナメル溶剤で7倍ぐらいに薄めたものを塗っていきます。
これを約1時間後に、エナメル溶剤でティッシュや綿棒を駆使して拭き取ると
こうなりました。
溝の部分だけが黒くなってます。
エナメル塗料よりもアクリル塗料の方が強いので、茶色のアクリル塗料はしっかり残ってます。
【4日目】
これもまた初めて挑戦するドライブラシという作業です。
筆にエナメル塗料を付けてティッシュでカサカサになるまで拭き取ってからブラッシングしていきます。
右側の色からの順番で4段階に分けて塗っていきました。
結果がこんな感じです。
分かりやすいところでいうと、歯車の角の方が白っぽくなっているのがドライブラシの効果です。
完成!
引いた図。なじんでおります。
しかし、もうビクとも動きません。
動力を失った代償に、なじみを手に入れたのでした。
さあ、キミならどちらを選ぶかな?
大人の科学マガジン Vol.30 (テオ・ヤンセンのミニビースト)
2012 年 3 月 22 日|制作|2 Comments